めんどうくさいの本当の正体

めんどうくさいの本当の正体

めんどうくさいの本当の正体

花

洗濯物が山のように溜まっているのに、手が動かない。

締切が迫った仕事があるのに、

「もう少し休んでからやろう」と先送りする――。

こんなこと、ありませんか?

実はこれ、休日の私そのものです。笑

そんな自分の姿は棚に上げてしまうのに、

妻が何かを後回しにしているのを見ると、

ついイライラしてしまうことがあります。

そして、思わず口に出してしまうんです。

「後で大変になるんだから、

さっさとやっちゃえばいいのに!」


「めんどうくさい」が嫌いだった私

正直に言えば、

私はずっと「めんどうくさい」という感情が嫌いでした。

自分の中にある「めんどうくさい」も、

家族や周りの人が見せる「めんどうくさい」も、

どこか後ろ向きで、

ネガティブなものだと感じていたんです。

ところが、

そんな考えを覆す出来事がありました。


「めんどうくさい」には意味がある?

それは、先輩カウンセラーと話していたときのこと。

自分の「めんどうくさい」という感情について話すと、

先輩はこう言いました。

「めんどうくさいのね!

それだけあなたが頑張ってきたってことだね!」

思わず、

「は?」と返してしまいました。

頑張ってきた?

いやいや、頑張れていないからこそ

「めんどうくさい」って感じているんじゃないか――

そう思ったからです。

すると先輩は、続けてこう言いました。

「『めんどうくさい』って感じるのは、

『やるならちゃんとやりたい』

『きちんとやり通したい』

その思いが強いからじゃないかな。

それだけ自分に厳しい人だから、

簡単に手をつけられなくなっちゃうんだよ」


ハッとした気づき

その瞬間、

私はハッとしました。

私が「めんどうくさい」と感じる理由は、

  • 怠けているからでも

  • 弱いからでもなく

「どうせやるなら、ちゃんとやりたい」

という思いが、根底にあったのだと気づいたんです。


妻の「めんどうくさい」も同じだった?

そう気づいたとき、

ふと妻のことが頭に浮かびました。

これまで私は、

彼女が何かを後回しにするたびに

イライラしていました。

でも、もしかしたら――。

妻も

「やるならちゃんとやりたい」

そう思っているからこそ、

なかなか取り掛かれないのではないか。

そう考えたんです。

振り返ってみると、

妻は一度やり始めると、

驚くほど完璧にやり遂げる人です。

家事でも仕事でも、

「どうせやるなら中途半端にはしたくない」

そんな姿勢が伝わってきます。


責めていたのは、私だった

でもその分、

やるまでにエネルギーが必要で、

最初の一歩が遅くなることもある。

そう考えると、

これまで妻を

「なんでこんなにめんどうくさがりなんだ」

と責めていた自分が、

少し恥ずかしくなりました。

私は、

彼女の「めんどうくさい」の裏にある

「ちゃんとやりたい」

という思いに、

気づけていなかったんです。


「めんどうくさい」の裏に隠れているもの

「めんどうくさい」という感情は、

一見すると

ネガティブで怠惰な印象を与えます。

でもその奥には、

  • いい加減にはしたくない

  • きちんとやり遂げたい

そんな真面目さや、

自分に対する厳しさが

隠れていることが多いのです。

それに気づいてから、

自分や周りの人の

「めんどうくさい」に対する見方が

大きく変わりました。


責めるより、受け止める

「めんどうくさい」と感じている自分や家族を

責めるのではなく、

  • 「ちゃんとやりたいんだね」

  • 「しっかりやるために、エネルギーが必要なんだね」

そんなふうに

受け止められるようになってきたのです。


あなたの「めんどうくさい」に隠れているもの

あなたが、

よく「めんどうくさい」と感じていることは何ですか?

そしてその奥には、

どんな思いが隠れているでしょうか。

自分に、そっと問いかけてみてください。

  • どうせやるなら、きちんとやりたい

  • 失敗したくない

  • 期待に応えたい

そんな気持ちが、

見えてくるかもしれません。


最後に

この記事が、

あなた自身や、あなたの周りの人の

「めんどうくさい」の本当の正体に

気づくきっかけになれば嬉しいです。

「めんどうくさい」を否定するのではなく、

その裏にある大切な思いを、

ぜひ大事にしてみてください。

そこには、

あなた自身や周りの人の

素晴らしさが、きっと隠れています。